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オフィス
家で使ってるMacが、ソフトウェアをアップデートしろか、OSをアップデートしろとか、しょっちゅう言ってくる。
だから、普通にアップデートした。
いつもよりやたらと時間がかかって、気付けばOffice365がダウンロードされていた。
しかも、なんでか分からないけど、Office365は立ち上がらない。
エラーメッセージが出て『再試行』が選べるんだけど、そこをクリックしてもまた同じエラーメッセージが出る。
全く意味がわからない。
しかも、最悪なことに、今まで使っていたWordもExcelもPowerPointも開かない!!
マジ困った。

アタシ、色んなパスワードがもう覚えきれなくて、Excelで一覧表作ってたの。
月末で家賃を振り込まなきゃいけないのに、Excelが開かなくて、モバイルバンキングの暗証番号がわかんない!!
それから、茅ヶ崎のMさんに、イベントのチラシを作って欲しいと頼まれてて、そのチラシに載せる情報をWordで保存してたのに、それも開かない!!
さらに、来週末の学会発表用のポスターを作っているんだけど、そのPowerPointも開かない!!
もー、やだー!
この忙しい時に〜(泣)。

仕方がないので近々に必要な書類をメールで会社のパソコンに送った。
んで、会社でExcelの書類を開いて暗証番号を確認し、会社のパソコンから家賃を振込み、Wordの書類を会社のプリンターでプリントアウトし、PowerPointのポスターは、仕事終わってから会社で作ることにして、どうにか事なきを得た。

家のパソコンでWordとかExcelが使えないの、困る〜。
アップデート、しなきゃ良かった。
Office365なんて要らないよ〜。
しかも、有料!
なのに、開かない!!
これ、どうしたらいいの?(T-T)

| 猫丸 | - | comments(2) | - | - | - |
普通の日々に戻りました
土曜日の夜に、ドイツから帰って来ました。
昨日は、旅の片付けして、今日から普通に仕事。

アタシはどこでもしっかり寝れるので、時差ボケとか全然ない。
つーか、基本的にいつも眠いから、時差ボケなのかなんなのか分からない。
飛行機の中でも、8割がた寝てた。
香港-フランクフルト間で2回出る機内食、行きも帰りも寝てて1回ロス(泣)!
それにしても、飛行機の機内食、意外と美味しかった。
特に、パンに付いてくるバター。

香港から羽田に戻る飛行機の機内食は、ビビった!
パスタかチキンライスかを選ばされて、アタシはパスタを選んだ。
そのおかずがなんとっ!
うどん(笑)。
そして、付け合わせにパンが付いてる。
どういうセンス?これ。
献立考えたの、なに人??
絶対、日本人じゃないよねー(笑)。

ドイツに行く前に、金木犀が咲き始めていた。
帰る頃には散ってるかなぁ。。と思っていたけど、まだ咲いてる!!
嬉しい!!
ちょー良い匂い(^-^)
今年は金木犀が遅いね。
来週はもう11月だというのに。

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ドイツ6日目
ドイツ最終日は、妹の家で朝ごはんを食べた。
毎朝、アタシはカフェで1人でコーヒーとアップルパイを食べるのが楽しみだったけど、今朝は妹が家に来いと言うので、行った。
『どれ食べたい?』と言って出してきた、ハムやチーズ。
実は、アタシのために、食材を沢山買っていてくれたのに、日々忙しくて、家で料理を作って出すタイミングがなかったとのこと。
それにしても、こんなに買ってあったの???



どれも美味しそうだけど、3つほどチョイス。
やっぱ、どれも美味しい!!

妹のアパートで朝食を頂いた後、宿に戻って荷造りしてチェックアウト。
ウェアハウスへ。

アシュラフさんは、ウェアハウスのあるメルツアルベン村に住んでるんだけど、この村は過疎化が進み、銀行やら歯医者やら給油やら、色んなことが隣村まで行かないといけないらしい。
アシュラフさんの用事に付き合って、アタシと妹も一緒に隣村へ。
アシュラフさんを待ちながら、カフェでケーキと紅茶。


ティーポットの下に、ロウソクがあるの、分かる?
素敵だよね〜。
ドイツは冬が寒くて長いから、ティーポットが冷めないように、こんな風に工夫してるんだね。

冬が寒くて長い地方は、室内でやる文化が発展するね。
音楽とか編み物とかも。
そして、ドイツ人は、家を綺麗に保つことにも長けてるらしい。
自分の家を自分で直すのは日常茶飯事らしく、お婆ちゃんが電動ドリル持ってDIYしてるのをよく見かけるんだって。
カッコイイ〜(^-^)


アシュラフさんが戻ってきて、アタシを空港まで送る道すがら、『ワインシュトラッセ』と呼ばれるワイン街道へ案内してくれた。

見渡す限り葡萄畑。



古い素敵な街並み。
ずっと車移動なので、途中の素敵な景色を全然写真にとれないのが残念。

村ごとに、ミスコンがあるらしく、今年の『ワインクイーン』の写真が貼ってある。


観光客は、それぞれの農園が経営するレストランで、葡萄畑を眺めながら、ソーセージを食べながら、ワインを飲む。




何度も書くけど、この時期にこんなに暖かいのはラッキーなんだって。
オープンエアでワイン!
暑くも寒くもない、秋の空気。
とても良い時間だった。

これは、葡萄畑。

綺麗に手入れされてる。


そして、空港へ。
ほんの1週間足らずだけど、楽しかった。
充実した毎日だった。

今回のアタシのミッションは、妹の生活に密着して、両親に報告する事だ。

物凄い悲惨な貧乏生活してたらどうしよう、と最悪なことも想定していたけど、全然大丈夫だった。

自営業は、遊んでいたらお金にならない。
だから、いつも仕事のことを考えてるとは言っていたけど、夢中になれる仕事に出会えたことは幸せだと思う。

世界の色んな国の辺鄙な場所に住む日本人を紹介するテレビ番組があるけど、アタシの妹は、ちょっとそれに近い(笑)。

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ドイツ5日目
今日も妹の仕事を手伝いに、ウェアハウスへ。

妹は、週に2回はお店で販売の仕事をし、それ以外はウェアハウスの工房で商品を作るという生活らしい。

ウェアハウスには、だいたい朝10時頃に着くように家を出る。
家からウェアハウスまでは、40kmくらいあるみたいだけど、交通量少ないし、信号ないし、1時間以内で着く。

アタシたちがウェアハウスに着くと、アシュラフさんが何かを作っていた。
何を作っているのかな?

元々は、これだったらしい↓


短くカットして、


これを付けて、


レーザーで文字を入れて、


完成っ!!

アシュラフさんの会社のロゴ入りワインオープナー!!


アタシは昨日に引き続き、ワインセラーのニス塗り。

これね↓


昨日塗った分のニスが乾いて、白っぽくなったところも綺麗に透明になっていた。
昨日は、上手く塗れてないんじゃないかと不安な気持ちのまま塗っていたけど。
そんなに神経質にならなくても大丈夫だと分かると、作業が楽しくなってきた。

アシュラフさんや、アシュラフさんの息子さんはロックが好きで、ラジオやiPhoneでずっとロックを流してる。
そんなノリノリな音楽を聴きながらの大工仕事って、ちょっと楽しい。

妹は、ホームセンターで買ってきた材木にサンダーをかけ、


塗料を塗り、
(写真撮りそびれた)

カットし、


切り口にサンダーをかける。


ボサボサの切り口(左)が綺麗に(右)になる。


切り口にもう一度塗料を付けて、


乾いたら、先日やったこれをする


んで、
これが出来る。


アタシは昨日も今日も、これのニス塗りをしてるわけ。


リトアニア人のヴィータスさんが、おやつにパンケーキを焼いてくれた。


外が珍しく晴れて暖かいので、外で食べた。


おやつを頂きながら、しばしコーヒーブレイク。
青空と田舎の綺麗な空気!
気持ち良い!!

そして、仕事の続き。

何かの薬剤を2種類混ぜて、




梯子に付けた装飾の、タッカーの跡を埋める。


そのあと、これもニス塗り。
アタシの仕事(笑)。


さっきの板と、この脚立を組み合わせれば、これになるわけだ。


アシュラフさんは、妹に『絵を描いても良いよ』と言ってるらしい。
アタシは、それは良いアイデアだと思った。
妹は、子供の頃、絵が上手かったから。
本人も、『いずれは絵を描きたいと思ってる』と言った。


午後は、『シュパイヤ』という街に連れて行ってもらった。



どこの街にも大聖堂があるんだねぇ。


厳かな気持ちになる。


この大聖堂は戦争で破壊されたんだって。
それを修復したから、古い石材と新しい石材が混ざって、壁の色がモザイクみたいになってた。



でも、これはこれで綺麗。

その後、ドイツ料理のお店でディナー。


この辺りはファルツ地方というらしいんだけど、このお店は、ミュンヘンのあるバイエルン地方の郷土料理の食べれるレストランみたい。


これは、『シュバインハクセ(Schweinshaxe)』と呼ばれる料理。
シュバインは豚、ハクセ はスネ。
豚のスネ肉なんだねー。
めちゃくちゃ美味!!


そしてこれは、シュニッツェルとフライドポテトとイェーガーソース。
イェーガーソースは、キノコが沢山入ってるハンターのソース。


そして、このサラダには、カリカリに焼いたレバーが乗ってる。

ドイツの郷土料理、どれも美味しい〜!
ビールに合うような料理なんだな。

外で飲むビールも、美味しい〜!!


例年なら、この時期、もっと寒いらしいけど、今年は暖かくて本当にラッキーとのこと。
寒いと、外でビール飲むのも楽しくないもんね。
神様に感謝!
ありがとう!

帰りに、この街のスーパーへ。

ハロウィンの季節だからか、カボチャがやたらと充実。


これは、セロリ。


これは、キャベツ。


これは、なんだか分からない。


柿は、『kaki』と、日本語の名前で売られていた。




驚きなのが、ビールやワインの安さ!!

1本0.39ユーロ。
1ユーロが129円だったから、缶ビール1本(しかも500mL)が、たったの50円!
ワインも、ボトルが1本200〜300円!






水よりアルコールの方が安いんだって!
そりゃ、みんなビール飲むわな(笑)

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ドイツ4日目
妹の街から100kmくらい離れたところにある、『ハイデルブルク』という街に行った。
妹は、そこが大好きだと言う。
東京で例えると、『羽村に住んでる人が、吉祥寺に行くような感じ』なんだとか。
要するに、人の集まるオシャレな街でショッピングする高揚感(^-^)

ハイデルブルクには、古いお城もあって、外国人が訪れる観光地でもある。

ここのお城も、こないだのグラフェンシュタイン城と同様、偉い人が住む宮殿ではなく、戦のための要塞。



なので、見晴らしが良い。
ハイデルブルクの街が一望できる。



妹は、このお城に何度も来てるけど、ガイドの解説を聞きながら城内を巡るツアーに参加したことがないと言うので、参加することにした。



いざ、お城の中へ!

お城の門をくぐると、中はこんなに広い!

Photo by 妹。

アタシ:『なんか、この写真イマイチ〜』
妹:『構図はバッチリだから、お前の顔は自分でなんとかしろ!』
そんな会話を繰り広げつつ(笑)。

ガイドツアーは、ドイツ人のガイドが英語で説明してくれるんだけど、アタシは全く聞き取れない。
あとで妹に聞けばいいやと思っていたが、妹もよく分からなかったと言う。
英語が訛ってて聞き取り辛い上に、そもそも自分がドイツとフランスの歴史を知らな過ぎるのに、話が細か過ぎて何が何だか分からなかったと言う。
でも、ガイドのおじさんはおそらくお城が大好きで、沢山勉強して、色んな事を知ってるから、沢山教えたかったんだろうな。
ヒトラーに似ているそのガイドのおじさんは、アタシ達の目を見て、めちゃくちゃ情熱的に話してくれた。
だから、アタシは全く英語が分かってないのにも関わらず、終始、頷きながら熱心に聞いてるふりをした。
でも、とにかく話が長い。


廊下から、部屋に入るための扉。

彫刻が芸術的!



古い家具も美しい。

妹の店で売ってそうな、アンティーク。
よくこんな素敵な物を作ったよね、昔の人は。


隣の部屋へ続く扉。


いちいち、素敵な彫刻が施されている。




ガイドツアーに参加しないと見れないような貴重なものを見せてもらったよ。
ガイドツアーの終着地点は、レストランの前。
そりゃあ、レストランに入るよね〜。
軽食と、アイスワインと言うワインを頼んだ。




アイスワイン、とっても甘くて美味しかった!!
気温が氷点下になる頃に収穫される葡萄から作られるワインらしく、霜で葡萄の糖分が濃縮するから、甘いんだって。

お城から出て、城下町へ。
こんな電車に乗って街へ降りる。


横浜の元町みたいな雰囲気のメインストリートを歩いた。
とても綺麗な街並み。





天気が悪くて、写真がことごとく冴えない(泣)。

街からお城を見上げると、こんな感じ。


入口に、4桁の数字が書いてある建物をしばしば見かけた。
1782とか、そういう数字。
番地かと思いきや、なんと、その建物が建った年なんだって!!
200年以上経ってる。
そんな建物がいまだに普通に使われてるって、凄くない??


ハイデルブルク観光を終えて、ウェアハウスに戻ると、お客さんが3組来ていた。
ラムシュタイン空軍基地のお店だけでなく、倉庫であるウェアハウスにもお客さんが来るのか。
アシュラフさんが1人で3組のお客さんを接客をしていて、大忙し。
慌ててアタシ達も手伝った。

お客さんが帰った後は、工房でワインセラーの製作。
今日は、アタシはニス塗り。



凹凸があって、なかなか上手に塗れない。
しかも、ニスがすぐに馴染む部分と、そうじゃない部分がある。

塗った部分が白っぽくなったり、黒っぽくなったり。
最初、それは、アタシが下手くそで、ムラが出来てるのかと思った。
でも、古いワインの樽に使われていた木だから、ワインの糖分が残っていたり、色んな要因があって、ムラが出来るんだとか。

これで1セット。


アタシが1セット塗り終えたところで、リトアニア人のヴィータスさんが、アタシ達を呼びに来た。
ヴィータスさんは、ロシア語とカタコトのドイツ語しか話せなくて、アタシはもちろん、妹やアシュラフさんも、彼となかなかコミュニケーションが取れないんだとか。
呼ばれるがままについて行くと…



なんと!
ヴィータスさんが食事を用意してくれていた。



キャベツの千切りとベーコンのスープにサワークリームがポッテリと乗っている。
ベーコンの油か、バターなのか、ちょっとオイリーなんだけど、とっても美味しかった。
寒いから、身体が油を欲してるんだな。
ヴィータスさんの料理、温かくて美味しかった。
ありがとう(^-^)

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ひとりの時間
ドイツの天気は、新潟みたいだ。
年間を通して、天気は変わりやすいみたいなんだけど、夏はもう少し晴れてる時が多いそう。
アタシが来てから、だいたい曇り時々雨。
例年なら、今の時期、雪が降るんだとか。
そんな時期に来たのに、そこまで寒くないなんて、アタシはラッキーだな。

この時期は寒いから、布団が一組しかない妹のアパートに二人で寝るのは寒かろうと、近くに妹がゲストハウスを取ってくれていて、アタシはそこで寝泊まりしてる。
清潔感のあるゲストハウスは、快適。
部屋は全然寒くないし。

朝起きて、ひとりで毎朝、街に出て、カフェで朝食を食べるのがここ数日の楽しみ。

ドイツは日の出が遅い。
朝7時はまだ真っ暗。
カフェが8時に開くので、8時にカフェに行くんだけど、曇天のせいもあり、早朝のような薄暗さ。
いつもなら、朝8時なんてもう会社にいるのに、やたら早起きした気分(笑)。
ここが、アタシの行きつけのカフェ。


朝の8時過ぎで、この薄暗さ。

カフェで朝食して、宿に戻り、妹と合流するまで、部屋で三線を練習するんだ。
そう。
こないだ、茅ヶ崎の『矢島三線工房』で、人工皮の胴に付け替えてもらったから、さっそく持って来たわけ。
アタシの頭の中では、秋の公園で、落ち葉が舞い散るのを見ながら朝練する予定だったんだけど、どうも天気が悪くてダメ。
でも、この宿、ほかに誰も泊まってないのか、全然物音がしない。
朝からしっかり練習出来て、ナイス!
一人暮らしのような、ゲストハウス生活、なかなか良い(^-^)

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ドイツ3日目
今朝も妹の車でウェアハウスへ。
アタシたちが到着した時、アシュラフさんが何かを作っていた。


板に穴を開けて、


こうなる。

そして、こうなる。


この樽の蓋(底?)たちは、



今はこんなに汚いけど、

これになる予定↓



お昼はウェアハウスのリビング(?)で、みんなでランチ。



おかずがこんなに!!

全てアシュラフさんの手作り!!

ちょー美味しい!



午後は、近くの『グラフェンシュタイン城』へ。


この林道を登ると


グラフェンシュタイン城がある。



ここは、偉い人が住んでいたお城ではなく、要塞だったらしい。
だから、見晴らしが凄い!


小さく見える村が、ウェアハウスのあるメルツアルベン村。


更にその後、フランスへ。
ウェアハウスから、車で1時間足らずのところに国境がある。


こっちがドイツ。

そして、こっちがフランス。


パスポート無しで行き来できる!
ドイツの主婦が、フランスのスーパーに魚を買いに行くくらい、気軽に行き来するんだって!

フランスはアルザス地方のヴィッセンブルクという町。
そういえば、中学で、アルザス・ロレーヌ地方のことを習ったよね。
この辺りはドイツ領になったりフランス領になったりしてたから、地名や建造物が、ドイツ風とフランス風が入り混じってるんだって。


こういう、ファッハヴァルク(fachwerk)と呼ばれる木組の家は、ドイツ特有らしい。



おとぎばなしに出てきそうな街並みを歩いて、大聖堂へ。



大聖堂の扉の前で。


妹は、こういう素敵な扉を探して、ダイニングテーブルを作りたいと言っていた(笑)。
職業病だな。

そして、この辺りの名物、『タートフランベ』を食べに。



これが、『タートフランベ』と呼ばれるもの。
ピザより薄い生地の上にフレッシュクリームとオニオンとベーコンが乗っていて、薪のオーブンで焼いてる。
薪のオーブンは、ガスのオーブンとは焼き上がりが全然違うんだって。
ほのかに薪の香りがする(^-^)

そして、スーパーへ。
フランスのスーパーは、ドイツより魚介類が豊富なんだって。



他にも色々。

ハム、サラミ、ソーセージ。


栗、クルミ。


フルーツ。


カボチャ。

包装されてないものが圧倒的に多い。
余計なゴミを排出しないためか。
意識高い。


今日は、色々見れて、面白かった(^-^)

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ドイツ2日目
今日も妹の仕事を手伝いました。
妹の自宅から車で1時間ほど離れた村に、妹たちが『ウェアハウス』と呼ぶ、倉庫兼工房がある。



中はこんな感じ。


日雇いのリトアニア人のお爺ちゃんや、アシュラフさんの息子さんも作業してる。

今日はここで、昨日お店で見た、樽の木を再利用したワインセラーを作るのを手伝った。

まずは、ワインボトルを並べて、隙間に仕切り用の板を置いてみる。


こんな感じ。


長さを測って中心を決める。


仕切り版の位置を微調整して、


タッカーでとめる。


タッカーでとめる。


どんどんタッカーでとめていく。




アタシもやってみた。


これを何枚も作る。


完成すると、昨日お店で見たこれになる↓

倉庫には、アンティーク家具をリメイクするための材料が沢山あった。


美しい彫刻が施されたチェス盤や、


昔のソリや、


糸車や

そして、これは、なんだと思う?

クリーニング屋さんの脱水機だって!

これは、暖炉。


そして、ミシン。


古いミシンの脚は鉄製で、とても美しい。


脚だけを使って、テーブルを作るので、ミシン本体だけがどんどん余る。


ズラリ、これ全部、ミシン本体。
どんだけテーブル作ったんだ(驚)!

ミシン本体も、曲線や装飾がとても綺麗なんだ。


昔の物は、なんでこんなに美しいのかねぇ。
これで、ランプを作るんだとか。
昨日見た、これ↓になるんだね。



妹は、この仕事を『天職を見つけた』と言う。
子供の頃から、古いものをリメイクして売れないかと考えていたらしい。
ウェアハウスでこうして古いものをクリーニングしてリメイクして蘇らせる仕事にとてもやり甲斐を感じているんだとか。
人手が足りなくて忙しいし、作業時間の割にそんなに儲かって無いけど、全く興味ない他の仕事をして変な上司に仕えるくらいなら、この仕事をしたいと言っていた。
そんな夢中になれる仕事って、良いなぁ。。

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妹の仕事
羽田を出て、乗り継ぎの待ち時間を入れて26時間。
ドイツはフランクフルト国際空港に到着。
空港に迎えに来てくれた妹と、妹の相方アシュラフさんと合流。

妹とアシュラフさんは、ドイツの古いものをリメイクして、アンティーク家具を作って売ってる。

今日は、日本のヤフオクみたいなサイトで、古いものを売りに出してる人に直接会って、モノを見せて貰うというので、空港からカントリーロードをしばしドライブ。

初めて訪れたドイツ。
アタシ、ヨーロッパに全く興味が無かったけど、景色が綺麗で感動した!!
絵に描いたような、秋の風景だった。

目的地に近付くと、そこはワインが有名な土地らしく、よく手入れされた葡萄畑が続き、ライン河のほとりにワイナリーやお洒落なレストランがあった。

最初に訪れたのは、農家のお宅。
農家のご主人に挨拶し、敷地に入ると、納屋の軒下に、巨大な樽が置いてある。
アシュラフさんがそれを品定めしている。
やけに古い樽だ。
1500リットル入るんだって!
そのほかにも、大きな木で出来た車輪が置いてある。
馬車か何かの車輪だったのかな?
アシュラフさんは、それを見て何か交渉してる。
しばらく話して、取り引きが成立したのか、そのお宅をあとにした。
今日はモノを見るだけで、運ぶのは後日なんだとか。

次に向かったのは、何かの整備工場みたいなとこだった。
ここで会う人には、古いミシンを見せて貰う予定だと言う。
がっ!!
何故かその人、現れず。
連絡も取れない。
しばらく待って、諦めた。
外国人って、よくそういうことがあるらしい。
ちょっと残念。。

そして、向かったのは、妹の住む街を通り越し、ラムシュタイン空軍基地。
米軍基地の中にある、アメリカ人向けのアンティークショップが妹の職場。
店の前に、素敵な家具がズラリと並ぶ。

これらは、古いワインの樽だったものたち↓









このテーブルの前世も、ワインの樽。↓



これは、古いミシンの脚を再利用したテーブル↓








このテーブルの板は、廃材とレジンで作ったらしい。

そして、ミシン自体は、電気スタンドになってる(笑)↓



このベンチは、なんだったと思う?↓


庭に放し飼いのヒヨコを、夜間、キツネに襲われないようにしまっておくための鳥籠だったんだって!


妹が日本の折り紙で作った、折鶴のピアス↓




アタシも、妹の仕事を手伝いました。
椅子のニス塗り。



塗ってしばらくしたら、もう店の前で売り出してる。


出来立てホヤホヤにも程があるわ(笑)


アシュラフさんに、樽の元々の写真を見せてもらった。


今朝みたいに、樽を品定めしに行き、


樽をバラし、


使える金属部分なども使い、


こういうモノになる。

デザインも自分でやるんだとか。
アーティストですね〜。


古いワインの樽やらミシンやらを探して、見に行って、バラして、デザインを考えて、組み立て、塗装して、製品にして売る。
これを全部妹とアシュラフさんと、数人の日雇い大工さんでやってるとのこと。
なので、人手が足りなくて困ってる。
だれか、やりたい人いないかねぇ。

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往路
アタシが取った飛行機は、とにかく料金の安さで選んだから、行きも帰りも香港で乗り継ぎ。
羽田空港を出発して、まずは香港へ。
香港での乗り継ぎの待ち時間が長いので、その待ち時間を使って、やろうと思っていたことがある。
それは、11月に新潟で行われるポスター発表用のポスターの作成。
そのために、自分のノートパソコンに、必要な資料を移してきたんだ。

香港の空港は、広くてお店も沢山ある。
乗り継ぎの待ち時間が長くても、全然退屈しないだろうな。
でも、アタシはお店を見るより、ポスター作り!!

香港空港は、利用客も多いけど、それ以上に座るところも沢山あって、座って長時間パソコンに向かっていられる場所を確保するのは簡単だった。
一人掛けの小綺麗なカウンター席で、5時間くらい学会発表用のポスターを作り続けた。
もう、あとちょっとで完成。
乗り継ぎ時間が有効活用できた。

出発にはまだちょっと早いけど、搭乗口へ移動した。
搭乗口周辺のベンチも、一人一本の割合でベンチを占拠出来るくらい、広々。
乗り継ぎの待ち時間が長い人が多いのか、ベンチで横になって休んでる人が多い。
男の人だけでなく、若い女の子も、ベンチで横になってる。
アタシも4人掛けのベンチを一本占拠して、横になった。
持ってきた冬物のコートを布団がわりに掛けて。
ちょー気持ち良い!!
もし、ウッカリ本気で寝ちゃっても、ここは搭乗口の前だし、アナウンスが流れれば分かるっしょ。
念のため、搭乗開始時刻の少し前に鳴るように、アラームをセットした。


ふと、誰かに起こされた。
ん???

空港係員みたいな制服の外国人3人が、アタシを取り囲み、『フランクフルト?』という。
なんのこと?

『あっ!!!』

見渡すと、もう周りには誰も居ない。
他の乗客は、もうみんな搭乗した後だった。
アタシを起こしてくれた係員にチケットとパスポートを見せて、急いで飛行機へ。
危なかった〜!
こんなにマジ寝するとは思ってなかった。
つーか、アラームもセットしてたのに、鳴らなかったのかな??

飛行機に乗って、夜食が出たけど、アタシはあまりにも眠くて、夜食をノーサンキューし、爆睡。
搭乗口で結構深く寝たのに、全然寝れた。
疲れてたのかねー。
香港→フランクフルトは、12時間。
ほとんど寝てて、全然退屈しなかったよ。
到着のちょっと前に朝食が出て、ガッツリ食べて、元気にドイツに入国した。

空港に迎えに来てくれた妹に逢えました!


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