普段から親交の深いリスキードライブ。
この度、ドラムのイッシーが、ちょっと重めの理由で、しばらく戦線離脱する。
今回、イッシーの抜けた大きな穴を埋める大役をおおせつかった猫丸エクスプロージョンズドラム、モトイ。
昨日はその1回目のライブでした。
急な話だったので、短期間で10曲近く覚えないといけなかったみたいで、結構大変だったと思う。
ドラムは、リズム叩くだけだから、曲の構成さえ覚えれば、あとは反射神経でいけるんじゃない?って思うけど、そこはモトイさんの誠実なところ。
カッチリ決まってる上モノを崩さない為にも、そしてイッシーに敬意を表する意味でも、出来る限り完コピしたいんだと言っていた。
リスキードライブみたいな曲調は、モトイさんが自由に叩けば、それこそロクデナシ感が増してワイルドな男臭い雰囲気になるだろうなと思う。
それはそれでちょっとカッコ良さそうだけどね。
昨日のライブでは、繊細で緻密なイッシーのドラムを、モトイさんはかなり忠実に再現していたよ。
腕は良いのに、気の弱いモトイ。
プレッシャーに押し潰されるんじゃないかと、猫エク女子チーム(通称 : ボジティ部)は、母の様な心境で観に行ったわけです。
案の定、セッティング中の不安げな表情。固い固い!
演奏が始まっても、固い。
でも、リスキードライブの中に居るモトイさんは、とてもドラマー然としていて、ドラムマガジンの表紙にありそうな絵面だった。
内気な息子を応援する我ら母たち、ドラムのキメが決まるたびに、ガッツポーズで大盛り上がり(笑)。
昨日のライブは、ほとんど、モトイさんしか見てなかった感じ。
ライブを楽しむっていうより、息子の発表会を観に行った感じだよ。
はぁ、こっちが緊張した!
リスキードライブメンバーも、ステージ上で、演奏しながら、入れ替わり立ち代り、ドラムのところにいって、モトイさんの様子を見る。
まるで、親鳥が雛鳥に餌を与えるみたいに。
その光景が、微笑ましかった。
バンドとして、とても良い雰囲気だと思った。
演奏中にメンバーを思いやる姿というのは、バンドの魅力だよね。
プレッシャーに弱くて、心折れやすい小枝でも、やっぱり、ドラマーとしての腕は確か。
流石だなぁと思ったし、短期間で仕込んだ1回目のライブにしては、なかなか良い演奏だったんじゃないかな。
ちょっとね、感動したんだよね。
次回は、4月16日(土)、大阪のVi-codeです。
うちのモトイ、リスキードライブをキッチリ支えてくれることでしょう!