土曜日の夜、バンドの練習の帰り、東横線車内に器材を置き忘れたまま下車。
あっ!と思ったけど、電車の扉は閉まり、そのまま行ってしまった。
すぐに駅員にその旨を伝えると、途中駅で探す手配をしてくれたんだけど見つからず。
更に終点の駅で、もう一度探して貰ったけど、やっぱり見つからず。
「乗客の人が見つけて、駅員に届けたとしたら、遺失物のデータベースに登録されるまでに少し時間がかかるかも知れないから、明日もう一度問い合わせてみては?」と駅員に言われ、翌日の日曜日、もう一度問い合わせてみたけど、無かった。
東横線は、東京メトロと西武鉄道と東武鉄道にも乗り入れてる。
なので、今日は朝から東京メトロと西武鉄道と東武鉄道にも問い合わせてみたけものの、どこにも届いてない。
「乗客が拾った場合、駅ではなく警察に届ける場合もあるから、警察にも問い合わせてみては?」と駅員に言われ、警察にも問い合わせたけど、神奈川県内にそういう遺失物は届いてないらしい。
はぁ〜。
失せ物 出ず(-_-)
今日、仕事帰りにもう一度、横浜駅の駅員にたずねてみた。
「失くされたのは、いつですか?」
「どんなものですか?」
「中身はなんですか?」
と、お決まりの質問に答えてしばらく駅員が遺失物のデータベースを検索してる間、待つ。
今までのパターンでは、駅員が戻って来て、「そのようなものは、今のところ届いてない」と、言うところ。
今回もそうだろうなぁと思いながら待ってた。
駅員が戻って来た。
「中身のメーカーはなんですか?自分のものと分かる目印とかはついてますか?」
と言う。
今回の駅員、なんか細かいな。
そう思いながら、考えた。
メーカーは〜……どこのだっけ?
わかんないな。
目印なんて付けてないしな。
あ!ケースの中に、ノートが一緒に入ってる!
そのノートの特徴を告げた。
A4の半分くらいの大きさで、白地にピンクの柄で、猫の絵が付いてる。
そのノートに、バンドのメンバーの名前とか、色々書き込んである。
駅員は、ふーんと言って、また奥に戻って行った。
誰かと電話で話してるのかな?
再び戻って来て、「渋谷駅にそれらしい物が届いてるので、行ってみて下さい」と。
え?まじでー!!!
今すぐ行きますっ!
そして、紙とペンを差し出して、アタシの名前と電話番号を書くように言った。
何か、疑われてるのかな?
まぁ、いいや。
てなワケで、横浜から渋谷駅へ。
あったーーー!
中を開くと、一番上に猫のノート!
おぉ!これ!これ!
このノートが一緒に入ってなかったら、横浜の駅員に、これがアタシのだと説明するのが難しかったかも。
どこにあったかを聞くと、渋谷駅のコンコースに放置されていたんだとか。
アタシは電車に置き忘れたのに、なんでコンコース?
それにしも、エフェクターケースに入れた器材。
駅員に説明するのが、意外に難航した。
エフェクターケースはカバンとは違うのか、硬いのか柔らかいのか、など。
でもね、「身代金の引渡しに使われそうなやつ」と言うと、だいたい通じた(笑)。
確かに、エフェクターケースって、現金(しかも、帯の付いたやつ)がギッチギチに入っていそうだよね。
重いしね。
バンドマンが持ち歩いてるエフェクターケースには、だいたいステッカーとかステージパスとかがベタベタ貼ってあるんだけど、アタシのは何も貼って無いから、現金輸送中のジェラルミンケースみたいに見えなくもないよなぁ。
アタシのエフェクターケースを渋谷駅に放置した人も、現金が入ってると思って拾って中を見て、現金じゃなかったから「チッ!」て言いながら渋谷駅のコンコースに捨てたのかねぇ?(笑)