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底無し沼
せっかくの休みなのに、昨日も今日も頭が痛い。

頭が痛くて気力が低下してるところに、アタシの問題点を突き付けられて、なんだか、もう、這い上がれない気分。

いつ切られるかわかんない不安定な仕事してる事とか、そんな不安定な仕事のくせに、家賃の高いアパートに住んでる事とか、今の仕事が終わったら、次どうするつもりなのか…とか。

えーん(泣)
そんな事、わかんないよ〜!

アタシの不安定な仕事も、そんな仕事にしか就けないバカ娘に向けられた親の心配も、今に始まった事ではないんだけど、この話をされるといつもブルーになる。

| 猫丸 | - | comments(3) | - | - | - |
アタシの古巣
今日は、近所のスタジオがいっぱいだったので、大和のスタジオまで行った。
そこはアタシの古巣。
学生時代に使ってたスタジオで、学生時代と同じオジサンが今でも一人で店番してるのだ。
そのスタジオは、スタジオの個室の中の音がロビーにちょっと漏れるので、ロビーが静かだと、受け付けにいるオジサンにアタシの歌ってるのが聞こえてる。
今までは、それがちょっと嫌で、マイクを使わないで練習したりしたけど、今日はそれを逆手にとって、あえて歌を聴いてもらって、コメントをもらう事にした。
だからギターもマイクも気持ち大きめで(笑)。
2時間、他人に聴かれてるのを意識して練習した。
終わって、スタジオから出て、オジサンに
『アタシの歌、どうですか?』と聴いてみた。
すると、 オジサン、かなりちゃんと聴いていてくれたみたいで、思った事を色々指摘してくれた。
アタシが自分でダメだと思ってた部分は、オジサン的には気にならなくて、アタシが気にしてなかった意外な部分を指摘されたりした。
とても参考になった。

実は、一昨日もスタジオ行って個人練習したんだけど、なんかイマイチ調子が悪くて、おとといから今日までずっと、ちょっと凹み気味だった。
会社で、リーに、
『人生って、なんて辛いの』と、ごちたりした。
『いきなり、重いな〜』と言われた(笑)。
でも今日、オジサンに、『大丈夫』と言われて少しホッとした。
大和まで言って良かった。

| 猫丸 | - | comments(2) | - | - | - |
黒丸
暑さがピークを越えた気がする今日この頃。
秋の気配を感じますな。
てか、今年の夏は連日35度超えのハイパー猛暑だったね〜。
どこかは38度とか、屋外での運動禁止令みたいのも発令されてた。
温暖化で、もしも、来年、再来年と、どんどん暑くなっていったりなんかしたら、いくら夏大好きなアタシでも、ちょっと恐怖を感じる。

さてさて、夏休みに海に行ったり屋外で三線弾いたりしてたせいで、真っ黒に日焼けしてる猫丸です。
そこまで焼くつもりはなかったのに、ちょっとの時間で予想外に焼けた。
行きつけのクリーニング屋のオジサンに、
『黒人が歩いてるのかと思った』と言われたり。
会社で女子達と並んで歩いてたら、ガラス扉に映ったアタシ、黒過ぎて、影みたい(笑)!
3人で歩いてたのに、2人+影、みたいな。
『猫丸』じゃなく、『黒丸』に改名しようかと思うくらい。
しかも最近、日焼けのところの皮がむけてきて、斑に黒い。
…斑丸。

シミ・ソバカスが気になる今日この頃です。

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旅行記(3)
昨日、旅から戻り、まだ旅の余韻覚めやらぬという感じ。
五島列島は海と空が綺麗な所だった。

海のそばの民宿に泊まってたアタシは、毎日、海に行ったりして、のんびり〜なバケーション♪
三線を持って行ってたので、浜辺で弾いたり、宿のウッドデッキで弾いたり。
気のせいかも知れないけど、海のそばだと、妙に三線の鳴りが良い。
まるで喜んでるみたい。
三線の音がいつも以上に気持ち良いので、気付くと何時間も弾いてたり。
五島列島滞在中はずっと
散歩→三線→海水浴→三線→観光→三線→三線…
みたいな日々でした。
何もしないで良いっていうのは、なんて幸せ♪

五島の海は本当に綺麗。
海水浴場に、波打ち際まで魚が泳いでた。
水中眼鏡して泳ぎたいと思うような海だった。
そして空は、大きな雲が常に流れてる空だった。
だから、晴れてるのに、時々雨が降ったりした。


帰りに再びフェリーで佐世保に戻った時に、ハウステンボスに寄った。
学生時代からの友達で、カードセラピストのユウチャンが、夏の間だけ、ハウステンボスで占いの仕事をしてるの。
かなり盛況みたいで、忙しそうだった。


ハウステンボスは、凄く素敵だった。
外国みたい!
住みたい!
こんな素敵な場所に一ヶ月半も滞在して、好きな仕事できるユウチャン、いいな〜って感じ。
ハウステンボスに来て、ずいぶん沢山の人を占ったみたいで、商売道具のカードが、だいぶくたびれてた(笑)。
それに反比例して、ユウチャンの腕には磨きがかかった感じだった。
アタシも見て貰ったんだけど、ユウチャンの言葉が胸にツンと響いた。
アタシは、ユウチャンの言う『トラウマ』を克服しないといけない。

夕方、佐世保駅に戻り、特急で福岡へ。
そう、佐世保駅で佐世保バーガーを購入っ!
噂の佐世保バーガー、初めて食べたけど、美味しかった♪
写真は、佐世保バーガー屋さん。
絵になるねぇ。


福岡空港から羽田へ。
横浜に着いたのは、深夜だった。

| 猫丸 | - | comments(2) | - | - | - |
精霊流し
Image271.jpg
只今、五島列島滞在中。
先日入った寿司屋で、8月15日に精霊流しをやるという話を聞いたので、今日、民宿の人に、精霊流しはどこで見れるのかを聞いてみた。
…が、知らないと言う。
長崎の精霊流しは、全国的にも超有名だけど、五島の精霊流しは、観光客が想像してるような派手なイベントではないよ、と言われた。
派手なイベントじゃなくても、精霊流しを一目見たいと思って、夕方、情報収集の為にラーメン屋に入った。
お店の人に尋ねても、やっぱり知らないという。
おかしいなぁ?
ところが、アタシとラーメン屋の会話を聞いてた隣の席のお客さんが精霊流しの情報を詳しく知っていて、時間と場所を教えて貰った。
青方と言う港でやると言うので、青方港行きのバスに乗って行ってみた。
終点の青方港に着いて、バスの運転手さんに、精霊流しはどこで見れるのかとたずねると、知らないと言う。
バスターミナルの事務所の中に居た他の人に聞いても知らないと言う。
なんで?
なんでみんな、知らないの?
青方の町は、まだ夜の8時前だと言うのに店が閉まっていて暗く、バス営業所もアタシが乗って来たバスが最終で店じまい。
帰りのバスは既にない。
港に行ってみても、人はあんまりいない。
けど、港から海へ、板で作られた滑り台みたいな物がセッティングされていて、精霊流しの準備がされている。
とりあえず付近を散策してみると、後ろの方で何か金物を叩くような音。
音が近付くのを待ってみると、4〜5人の人が、一台の小さな荷車を引いてやって来た。
その小さな荷車の上に、意外と大きい木造の舟(←全長3mくらいかな?)が乗っていた。
精霊舟だ!
けど、意外と地味だなぁ
…なんて思っていると、道端で荷車を止めて、なにやらゴソゴソと、セッティングを始めた。
提灯を取り出して広げ、中に火を燈し、それをいくつも精霊舟に提げていった。
精霊舟の中からお線香の煙りが出て、スピーカーからお経が流れてきた。
再び、荷車を引き、歩き出したので、なんとなく付いて行くと、民家の家々の前で提灯を持った人達が待っていて、精霊舟の後に付いてくる。
精霊舟は町をねり歩き、提灯を持った人達の大きな行列になった。
よくよく耳をすますと、アタシが後をつけた精霊舟の他にも、金物を叩く音が聞こえて来る。
精霊舟を乗せた荷車が、提灯を提げた人達の行列を従えて、続々と港に集まって来た。
さっきはほとんど人が居なかった港も、その頃には、町中の住人が集合した勢いで混雑していた。
全部で6隻の精霊舟が港でロープで繋がれて、滑り台で水に下ろされた。
精霊流しって、亡くなった人の初盆の時に、家族が精霊舟を作って流すらしいんだよね。
なので、6隻って事は、一年間で、6人、亡くなったということらしい。
提灯を燈した精霊舟は、音もなく水に浮いて、6隻が綺麗に連なって船に引かれ、音もなくスーッと進んだ。
船に引かれて、精霊舟は港内を何周かした後、沖の方へ行ってしまった。
精霊舟に乗せた提灯の灯がどんどん小さくなっていくのが、切なかった。
もちろんアタシはただの通りすがりの観光客なので、亡くなった人の事は何も知らないんだけど。

精霊舟を見送る時には、爆竹やロケット花火を鳴らすのが習慣らしく、港のあちこちで、まるで戦場みたいに爆竹や花火の爆発音がしていて、静かに遠ざかる精霊舟のしんみり感が際立つ感じがした。
精霊舟の提灯の灯が、まるで亡くなった人の魂みたいで、真っ暗な海は、あの世みたい。
心細げな小さな灯が淋しくないように、激しく爆竹を鳴らすのが、なんだかとても痛々しい感じがして涙が出た。

命って、はかないなぁと最近よく考えるんだ。
蝋燭の灯みたい。
もしくは、雨のしずく。
沢山の人が居て、沢山の命なわけだけど、ちょっとしたことであっけなく死んでしまったりする。
精霊舟みたいに、魂は、スーッって、音もなく逝ってしまう。
逝ってしまったら、二度と戻って来ない。
だから、今、生きてるって事が奇跡みたい。
今、奇跡的に生きてて、同じく今、奇跡的に生きてる他の人と、偶然出会うってことは、奇跡×奇跡×奇跡。
奇跡の3乗だよ!
大切にしないといけない。

帰りはタクシーで宿に戻った。
帰り道、別の入江でも、精霊流しをやってるのが見えた。
そこの精霊舟は、アタシが見た青方のとは全然違う形をしてた。
多分この辺りはあちこちで、個人とか、町内会とか、宗教の宗派とか、小さな単位で精霊流しをするんだろうな。
だから、町が違うと全然わかんないとか、宗派が違うと全然わかんないとか、そんな感じなんだろう。
精霊流しは、お祭りでも観光客寄せのイベントでもなくて、法事に近いんだな〜って気付いた。

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旅行記(2)
昨日の朝6時、北九州・新門司港に上陸。
乗り合いタクシーで門司駅へ移動。
門司→博多→佐世保と移動。
この距離、意外に遠い!
朝6時半くらいの電車で門司駅を出たのに、佐世保に着いたのがお昼近く。
佐世保港から高速船で五島へ…と思いきや、前日、台風で船が欠航してたみたいで、ターミナルは大混雑っ!
今から出る船は、もういっぱいで乗れないとのこと。
アタシは次の便(←夕方4時20分発)に乗ることにして、その間、佐世保観光することにした。

ガイドブックに載ってた『九十九島クルーズ』をしようと思い、市営バスで、『西海パールシーリゾート』へ。
さっそくクルーズの申し込みをしに行ったら、たった今、クルーズ船が出港したところで、次のクルーズは1時間後。
ちょうど良かった!
パールシーリゾート内の水族館も見たかったんだよね。
クルーズ待ちの1時間で、水族館をぶらぶら見て、その後、クルーズ。
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九十九島って、小さい島がたくさん(←正確には、208島もあるんだとか)あって、その島々を縫うように船で見物する。
クルーズにもいくつか種類があって、アタシは、ガイド付きのボートで、のんびり、50分かけて見物するコースを選んだ。


写真は、ガイドブックに載ってた写真なんだけど、空から見ると、こんな感じみたい。
のんびり島々を見て、楽しかった。

佐世保駅から『西海パールシーリゾート』へは、全てがタイミング良くいったので、3時間で行って帰って来れた。
3時に佐世保港のターミナルに戻ると、4時20分に出る船のチケット売場は既に長蛇の列。
ゲゲ〜!これ、乗れるのか?と思ったんだけど、並ぶしかない。
予約のお客さんと、前日の欠航分で整理券を持ってるお客さんが優先で、それ以外の人(←アタシ)は、乗れるかどうか、不明。
結局、1時間以上、長蛇の列の一部となって待ち、切符をゲット。
疲れた〜。
高速船に乗り込むと、既に席は満席で、通路にゴザが敷かれ、そこに座る人々も居て、アタシは更に、そのゴザの人の隙間に立つような状態。
まるで密入国船みたい!
この状態で約1時間も我慢するのか〜と、ゲンナリしてると、後ろの扉が開いて、
『立ってるお客さん、こっち来て〜』と言われ、客室から外に出て、階段を上った。
すると、そこはちょっとしたデッキ(…と言うより二階の操縦室に入る入口前のベランダくらいのスペース)で、そこにも人がいっぱい座ってた。
普通、高速船はマイクロバスみたいな座席のある船内に乗るみたいなんだけど、今日は大混雑だから特別なんだろう。
窓が開きそうもない客室より、こっちの方が気持ち良さそうで、ちょっとラッキー♪と思ってたら
『女の子、中、行きなよ〜』と声がして、アタシは、なんとっ!操縦室に入れて貰えたのだ!
アタシの他にも一般のお客さんが6人も入って、さらに船を操縦する船長と、2人のスタッフが入り、操縦室は10人、すし詰め(笑)。
船長は、高倉健さん似。
すごいっ!カッコイイ♪
操縦室と船長の写真撮りたいっ!と思いきや、携帯、充電切れ…ぐほっ

船長達の会話で、この船がいつも以上にお客さんを乗せてるから、重くて速力が22ノットしか出ない(←この船の通常の航海速力は27ノットらしい)とか、後から来たフェリーに予定外に追い越された事や、すれ違うはずのフェリーをレーダーで確認してどっちによけるかとか、操縦室ならではの色んな会話が聞けて、アタシ、大興奮(笑)。
思わぬ大ラッキー♪
船の操縦室って、カッコイイなぁ。

速力が出ないせいで、五島の有川港には10分くらい遅れて到着。
密入国船ばりのこの船、130名乗ってたらしい。
が、操縦室に書いてあった定員は、140名。
これ、本当に140人乗れる船なのか?
あ、荷物があるからか。
全員、手ぶらなら乗れるのか。
でも、高速船で1時間半、フェリーなら約3時間かかる島へ、手ぶらで行く人がいるのか不明(笑)。
どっちにしろ座席は140席もないから、床にゴザ敷いて、その隙間に立つ人も居て、密入国船みたいにはなるんだろうな。

船三昧の一日が終わって、いささか陸酔い気味のアタシは、今は、はまぐり海水浴場近くの『民宿はまぐり』で、たおやかな避暑ライフしてます。

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五島
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五島に着きました♪

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佐世保バーガー
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佐世保に到着〜!

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新門司港
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北九州到着〜!

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旅行記(1)
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昨日の夜7時に東京・有明の港を出港した。
出港後、アタシは1時間以上、デッキに居て景色を見てた。
陽が落ちて、海の上から見る東京の夜景が綺麗。
お台場の観覧車や東京タワーを真後ろに、葛西臨海公園の観覧車を左手に見て東京湾を航行。
その前方にも点々と明かりが。
房総半島の先と三浦半島の先かな?
空と海の境目が分からないくらい真っ暗な空間の真ん中を一直線に点々と光が横切ってる。
湾の出口はどこだろう?
しばらく見てると、遠〜くに横浜のランドマークタワーらしき建物が!
ベイブリッジもクィーンズも見えない程の遠くから、ランドマークタワーだけが見えてる。
さすが、ランドマークと銘打つだけあるな、と感心した。
海ほたる(と思われる巨大な海の上の建造物)を右手に見てしばらくすると、右のずっと遠〜い所に『イッツ・ア・スモールワールド』みたいに楽しそうな横浜みなとみらいが見えてきた。
ずっと見えてたランドマークタワーらしき建物が、やっぱりランドマークタワーだったんだと確認し、その脇にクィーンズと観覧車とベイブリッジが見えた。
横浜のディナークルーズで見るよりもずっと遠くだけど、綺麗だった。
船がどんどん進んで、見てる位置が変わっても、みなとみらいの建物の配置が全部綺麗にバランス良く美しく見えることに感動した。
みなとみらいの街をデザインした人、超〜凄い!
船が横浜を通り過ぎて、みなとみらいが後ろに遠ざかって、小さくなっても、ランドマークタワーだけがずっとこっちを向いて『さよなら』と言っているようだった。
陸上で見ても、海の上のこんな遠くから見ても綺麗な横浜、そこに住んでるって事がなんだか嬉しくなった。

一夜明けて、今朝はずっと紀伊半島を右手に見ながら船は進んでた。
紀伊半島、でかいな〜。
進んでも進んでも、右手に見えてるのは、紀伊半島だった。
紀伊半島、和歌山県。
何年か前に、ケイチャンとバイクで来たな〜。
あの時に走った海沿いの道はどこなんだろう?…なんて事をふと思った。

ようやくさっき(←昼の1時半頃)、四国の徳島に寄港。
写真は徳島の港を船上から撮ったもの。

徳島県。
ここもまた何年か前に、ケイチャンとバイクで来たな〜って思い出した。
あの時は、神戸から明石海峡大橋を渡って、淡路島通って、鳴門海峡の渦を見ながら徳島入り。
その後、現地集合でカラメルポップのヒロチャンと合流したよね〜。
懐かしい。。

そして今は、徳島沖を太平洋に向かって航行中。
あと1時間もすると、高知の室戸岬沖の予定。
船って結構、時間どうりに進むんだねー。
台風の行方が気になるところだけど、予定では、明日の朝早く、北九州の新門司港に着く。


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