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湘南三線のど自慢大会
『湘南三線のど自慢大会』というイベントを観に行った。
出演者募集の時にアタシもエントリーしたんだけど、書類審査で落ちた。
そしたら、実行委員の方からご招待券が2枚送られて来たので、モンチカ先生と観に行ったわけ。

三線を使っていればどんな形態でも良いというエントリー条件。
さぞや変わった楽器とのコラボや、バンドや、オリジナリティ溢れる様々な出演者が出るかと思いきや、意外にも正当に沖縄民謡を演奏する人が多かった。
ポップスをカバーしてる人は、2組だけ。
さらに、オリジナルの曲をやってる人はいなかった。

アタシが書類審査で落ちたのは、
1. 演奏形態が他の多くの人とかぶった
2. 演奏曲目が誰もがやりがちな人気曲だった
という点だろう。
それを踏まえて、来年の対策をしようと思います。


12組のうち、ソロの三線弾き語りが最も多く、次いで三線弾き語りに他の楽器がサポートする形のユニット。
そんな正統派が圧倒的に多い中、大所帯で寸劇や踊りを取り入れたグループや、異色の楽器を取り入れてたり、ポップスを演奏するグループなどは、やっぱり場の空気を変えるほどの異色感が出ていた。

12組の演奏が終わった後、会場のお客さんに配られた投票用紙を回収して集計する間に、『飛び入りコーナー』というのが始まった。
司会の人が、
『ステージで演奏してみたい人〜!』と、会場に声をかけている。
おそらく、三線をやってる人が多く見に来てるはずだから、誰かしら挙手するのでは?という思惑だったと思うけど、会場はシーンとなってしまった。
すると、4歳の男の子が手をあげて、母親に付き添われてステージに上がった。
その可愛らしい男の子に、司会者が、何を歌いたいのか聞くと、『機関車トーマスの歌』という。
主催者側としては、『もし飛び入りの人が三線が弾けなくても、こちらで演奏する』という体勢を整えていたみたい。
ところが、小さな男の子が沖縄と全く関係ない歌をリクエストしたから、演奏部隊の大人達がその歌を弾けない(笑)。
司会者が困ってしまって、『他には?』と聞く。
男の子は、『ポケモンの歌』という。
これも大人達が演奏出来ない。
男の子が小さな声で歌いだす。
会場が手拍子と共に優しく見守る。
ちょっと温かい空気になった。

そのあと再び司会者が、『他に歌いたい人、いませんかー?』と会場に聞く。
アタシは思わず、やってもいいかな、とも思ったんだけど、挙手出来ず。
すると、司会者が、『涙そうそう歌える人〜』という聞き方をした。
すると、何人かが手をあげた。
アタシとモンチカ先生も手をあげた。
4歳の男の子効果だ。

司会者が『僕とジャンケンして、勝った人、歌ってください。ジャンケンポン!』
すると、1回戦でモンチカ先生一人勝ち!
持ってるねー、この人。

んで、スタスタとステージへ歩いて行く。
そして司会者に、自分の連れが三線弾けるから、彼女に弾いてもらいたいと交渉してる(驚)!
すると司会者は快くアタシに三線を手渡してくれた。
アタシは主催者側が用意していた演奏部隊に混じって三線を弾き、モンチカ先生は、プロの歌声を披露。
NHKのど自慢の最後に登場する演歌歌手みたいな立ち位置じゃないか?これは(笑)。
モンチカ先生の後ろで弾いてるアタシから見ても、圧巻の『涙そうそう』だった。
アタシに付き添って見に来たモンチカ先生が、会場の雰囲気を全部カッ攫うという驚きの結末(笑)。


さて、いよいよ、注目の受賞者の発表。
やはり、子供や異色の形態のグループは、強い。
特別賞的な賞をゲット。
でもグランプリは、誰もが納得の、超絶歌唱力の女の子だった。
彼女は、ソロで沖縄民謡を歌った人。
スーッと空に伸びていくような綺麗な声の持ち主だった。

アタシはあんな綺麗な声を持ってないけど、アタシなりにこれからも頑張ろうと思います。
まずは、書類審査を突破する策を練ろう(笑)。

| 猫丸 | - | comments(2) | - | - | - |

Comment

よっし〜 | 2019/05/19 3:54 PM |
さすがのお二人です!
猫丸 | 2019/05/22 7:22 AM |
>よっし〜さま

いやいや、凄いのは、モンチカ先生ですよ〜(^-^)









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