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寒波
バスを降りると、懐かしい匂いがした。
実家のある町は、近くに森があるせいか、土の湿気の匂いがする。
たまに帰ると、この辺りの特有な匂いがよく分かる。

父親の年賀状作成の為に帰ったんだけど、パソコンもプリンターも古くなったせいか、いまいち絶好調では無い。
スムーズにいかないストレスの中、どうにかこうにか、年賀状を作った。

アタシが父の年賀状作りに苦戦している間、母は地域の清掃&餅つき大会に借り出されていて、昼時に戻ってきて、『おしるこがあるから、食べに来なさい』と言う。
掃除も餅つきも手伝ってないのに、食べる時だけ登場するなんて、図々しくない?って思ったけど、『大丈夫だから!』と言うので行ってみた。
公園には、かなり大勢集まっていて、群集はビンゴ大会に興じている。
その隙に、おしるこをゲットし、隅っこで食べるも、寒過ぎて全くテンション上がらない。
しかも、同じ団地内の催物なのに、知ってる人が全然いない。
両親は、ビンゴ大会に混ざって楽しんでるけど、アタシは、どアウェー。
ひとりで隅っこでおしるこ食べてたら、餅つきをやったと思われるおじさんが話しかけてきた。
『来年は、餅つき手伝ってね』と。
この寒波の中、野外で餅つきの準備をするのは、大変だっただろうし、終わったあとは、片付けもしなきゃいけない。
係になった人は、さぞかし大変だろう。
本当に、御苦労様って思う。
でも、もう少し暖かい時期なら良いのになぁ。。
『アタシ、今はここに住んでないから…』と、やんわり断るも、『今回みたいに、来てるなら、手伝ってよ』と。
…ごもっとも。
食べる時だけ登場したの、バレてた。
ごめんなさい。。

なんとなく、気まずい。
けど、寒過ぎて愛想笑いも出来ない。
その場が変な空気で凍り付いたまま、なす術もなく、中途半端に途切れたままの会話を放置して、家に帰った。
全部、寒さのせいだ。

| 猫丸 | - | comments(0) | - | - | - |

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